以前このあたりで見かけたので、今回は気合いを入れて訪れたというわけです。期待通り、午後半ばに2,3頭が何度も飛んでくれました。食草のイヌビワへの産卵も確認しました。卵はミカンゼリーのような、実においしそうな色と艶をしています。孵化直前とおぼしき卵も見えました。残念だったのは一頭が目の前でヤンマ?(サナエトンボの類?)に捕食されてしまったことです。生物の命を人間の尺度ばかりで計るわけには生きませんが、ちょっとかわいそう。直前までもう一匹と戯れていた蝶の命が受け渡される過程を目の当たりにしました。
イシガケチョウです。イヌビワの葉に止まっています。
羽根の模様は石に刻まれた亀裂のように見えます。
「イシガケ」の名前のルーツはよくわかりません。
卵です。拡大すると、ミカンゼリーのように見えます。とても美しい。
この卵は孵化直前のように思います。
針葉樹の葉先に止まったイシガケチョウ。
一羽が一瞬のうちに捕らえられ、トンボに食べられてしまいました。
厳しい生存競争です。
2019.06.04撮影
0 件のコメント:
コメントを投稿