2019年7月17日水曜日

萩の木

嵐山近くの公園に萩の木があります。毎年年末には強剪定されて、小さな株になるのですが、春から夏にかけて、再び枝を張り、7月に入ってから花を付け始めます。マメ科の花なので密が豊富なのか、多くの昆虫が吸蜜に訪れます。

観察を開始したのは午後遅くでしたので、表の方の花の蜜は吸い尽くされたのか、昆虫たちは奥の方の花に惹かれているようでした。

キタキチョウです。薄暗い茂みの中では、黄色い羽がひときわ鮮やかです。蝶の多くは羽が擦れてきていて、羽化から時間が経っているのを感じます。

トモンハナバチ♂です。今年はとても多い。いつも元気に飛び回っています。

ヒメウラナミジャノメです。今年は数が少なく感じます。というか、昨年は爆発的な発生を見ました。

ウラナミシジミです。盛んに卵を産み付けていました。

これらの昆虫を狙うハンター、スズメです。昆虫を狙うときの雀は、時に猛禽類といえるほどの猛々しさを見せます。

マメコガネです。後ろ足を上げたポーズが特徴ですが、何のために上げているのか...。

バラハキリバチ(?)のようです。これも元気に飛び回っています。

トモンハナバチのオスは、メスと見るやすぐに乗っかってきます。相手がその気になっているかどうかは全くお構いなし。これほど手の早い昆虫も珍しいのではないでしょうか。少し節操をわきまえてほしいと思いますが...。
 
2019.07.15撮影
2019.07.15記述



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