2019年7月20日土曜日

西山を歩く(その2)

昨日に引き続き、出会った昆虫や植物を紹介します。この時期野鳥は渡りも終わり、子育ても一服していますので、昆虫と植物に関心です。

ベッコウ羽衣です。この幼虫が面白いのですが、見つかりませんでした。セミやカメムシの仲間で、正面から見ると、ホントにセミそっくりです。

交尾中のタケトラカミキリです。

イモムシですが、蝶や蛾のものではなくて、ハチの幼虫。ハグロハバチの幼虫です。ハバチは、巣を作る種類の蜂よりもより原始的な性質を残していると考えられています。

羽化直後のナミテントウ?

ベニボタルです。初めて見ました。コウチュウ目ホタル上科ベニボタル科に分類される、ホタルの仲間ですが、発光はしません。またホタルと異なり、日中活動します。

ミカドトックリバチのようです。ノブドウの花に吸蜜しています。クモやイモムシを狙う狩りバチたちも、活動するエネルギーは花蜜から摂取します。
2019.07.16撮影
2019.07.16記述




0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...