キカラスウリの花です。前夜咲いたものでしょう。通常のカラスウリは赤い色の実をならしますが、キカラスウリは黄色の実をならし、何年も生きて、直径7,8センチの、ツタのような太い茎を持つようになります。ただし、ツタと異なり、木を締め付けるように絡みつくことはありません。カラスウリが一年生なのに対して、キカラスウリは多年生。葉も厚めでつやがあり、ずいぶんたくましい感じがします。
花が終わると、雌花の方は実がふくれてきます。
蜂が吸蜜していたのはノブドウですが...
同じノブドウでも、こちらはキレハノブドウのようです。
ハンノキの類です。
これはクロガネモチ。雌雄異株で、これは雄株です。昨年シンジュサンの幼虫がいたと、案内の方にうかがいました。
そしてこれが雌株。秋になると実が鮮やかな赤色に色づきます。
ハゼノキが実を付けていました。
少しひしゃげたような実は、脂肪分たっぷりで、古来和ろうそくの原料の木蝋を取った木です。野鳥たちにとっては、食物が不足する冬期に高カロリーの食べものとして人気です。
2019.07.16撮影
2019.07.19記述
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