パパイヤの木と実です。熟した実に含まれる酵素パパインは、パイナップルに含まれるブロメラインと同様に、タンパク質分解酵素の中のシステインプロテアーゼに分類される酵素です。肉料理と相性が良いのはそのせいもあるでしょう。
支えのロープの先にある緩衝材がプラゴミのようで興ざめです。もう少し美的な配慮がないとね。
夏でも元気なのがこのサルスベリ。あちこちで鮮やかに咲いています。花の構造が複雑です。花の後にできる実も面白い形をしていて、ドライにしてリース飾りに使えます。
広場の南西にあるシダレエンジュです。葉を落とした冬には独特のシルエットで目立ちますが、夏にはしだれていることは分かりますが、緑が枝を隠して、あまり目立ちません。
花も小さくて派手さがなく、地味系です。
ホルトノキ。街路樹や公園木などによく使われますが、これも地味系の樹木で、目立たないので気づきません。平賀源内がポルトガル(ホルト)に由来する木だと誤解して、この名を付けたという説があります。
アオダイショウが幹を登っていきました。足がないのに器用ですね。久しぶりにじっくりと蛇を観察しました。
カラタチの実です。今年は実りが良いようです。かつては寺の周囲などによく植えられて、アゲハチョウの繁殖を助けていましたが、鋭い刺が嫌われるのか、近年滅多に見かけなくなりました。初めて見た時の木は、ほとんど刺だけのもので、阿部公房の短編に出てくる「デンドロカカリヤ」とは、この木ならん、と思いました。
熟したニガウリです。ナスにしろキュウリにしろオクラにしろ、野菜には未熟あるいは超未熟なものを食べるものがあります。このニガウリもまたその1つ。熟しては食べられませんが、美しいです。
やがておしりの方から崩れていって...
ぼとぼとと熟した種が落ちます。これが自然にあるべき姿ですね。
近くには長瓢もありました。ナガフクベと読むらしいです。長くて重い!
こちらは大ひょうたん。
恍惚の表情です。(硬骨かも(^^;)
この蜂が何かよく分からない。スズメバチ系統ではなく、クマバチ系統のようですが、なかなか近くまで来ないので、以下の写真がめいっぱいです。オオハキリバチかな?
これはサネカズラの花。実も美しいですが、花もなかなかのもの。ビナンカズラとも言い、古くは植物体から取れる粘液で髪の毛を梳かしつけたとか。これは雄花です。
この棚ではまだたくさんの蕾もあり、当分楽しめそうです。
雌花の時期は過ぎたのでしょうか。開花しているものがありませんでした。これは実り始め。
徐々に大きくなり...
秋の終わりには、鮮やかな赤色になります。実が落ちた後の花托も赤くきれいで、常緑でもあり、一年中楽しめる植物です。
傍らにはあけびの実も大きくなってきています。
アーモンドの実が熟してきています。食べる部分は種の仁の部分です。
オミナエシが花の盛りで、いろいろな虫たちが吸蜜していました。フタモンアシナガバチのようです。
アブの仲間。
これは触覚が長いので、ハチの仲間でしょうね。
カメムシの仲間。
ミツバチより一回り小さな蜂です。
ミカドトックリバチでしょうか。
2019.08.17.撮影
2019.08.17.記述
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