2019年8月18日日曜日

台風一過

台風一過、午前中は少しぐずついたものの、午後は真夏の太陽が戻ってきました。直射日光が余りにもきついので、夕刻になってから散策に出ました。いくつか発見を。

アカネはまだ花が咲きません。ですが、先端にいよいよ蕾ができてきたようです。これ以上の草刈りが入らないことを祈ります。


上掲の蕾の背後に何か白いものがあると気がつき、覗いて見ると、オンブバッタの脱皮でした。終齢幼虫への脱皮と思われます。

拡大します。

近くではヒナタイノコヅチが花穂を伸ばし始めています。この場所は少し生育が遅めです。

コシロノセンダングサが咲いていました。場所によっては7月初旬から咲いています。この花を見ると、いよいよ秋の到来という気がします。

夕闇迫る中に白っぽい花を見つけました。ハキダメギクかと思いましたが、枝振りが異なります。よく見るとオオニシキソウです。

丸い実は秋の深まりと共に美しく赤みを増していきます。

花も結構可憐な感じです。

唯一の欠点は茎を手折るとこのようにねっとりと乳液が出てくること。かなり粘つき、指につくと処置に困ります。

近くにはヤブガラシに酷似した花を付ける植物がありました。同じブドウ科のキレハノブドウです。

花の形状がそっくりです。

ですが、ヤブガラシのように午前中で花びらが散ってしまうことはありません。

夜は8時から五山の送り火でした。故人の遺徳を偲びます。
2019.08.16.撮影
2019.08.16記述







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