保護した幼虫は、過密状態になり、前蛹状態のものが他の幼虫に触れて落下し、蛹化できずに2匹が死にました。可愛そうなことをしました。それで、除草されたスミレの株がある程度復活してきたこともあり、昼に2匹を芝生に放ちました。夕刻見に行ったところ、当然ながら全く姿がなく、どうしているだろうと、さみしさ半分、心配半分ですが、これも自然界のこと、たくましく生きてくれることを祈りましょう。
通路のコンクリの壁に蛹化していた蛹3匹のうち、1匹が羽化し成虫になりました。蛹の色が淡いものと濃いものがあり、淡い方が成熟が早いようです。
一方で庭の樹木のケアに庭師が入り、クチナシの木にいたオオスカシバの幼虫を何匹か駆除したようです。そこで、夕方よく調べて、二齢、三齢、四齢幼虫とおぼしき3個体を保護しました。これでオオスカシバは現在、蛹2、前蛹1、幼虫5です。庭師がオオスカシバの幼虫を駆除するのは仕事ですから仕方ありません。連絡しておいて引き取るという手もあるので、考えてみます。
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飼育容器から顔を出したメスの個体です。蛹の時に翼になる部分が少し変形していて、気にかけていたのですが、完璧な成虫になりました。
ガラス戸に止まったところです。
羽を重ねるとオスとの見分けは難しいです。
いつものことですが、蝶には花が似合います。
拡大します。
この瞬間空に向かって飛び立ちました。露出オーバーですが、メルヘンチックな効果が出ました。
2019.09.10.撮影
2019.09.10.記述
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