2019年10月4日金曜日

自然観察:秋の大原野を歩く

Late in September, we enjoyed a nature observation excursion in Oharano, one of the western district of Kyoto. The area is known for old historic shrines and temples, and also known for the relatively intact natural habit of plants and insects. The excursion started at Yoshiminedera temple and ended at Jurinji temple. We covered 3miles in four hours. It was a slow walk, but we found a lot. Among them is the Acromantis japonica, described below.

9月末に洛西の善峯寺から十輪寺までを歩きました。市内と異なり、在来種の生物を多く見ることができました。そのうちのいくつかを時間軸に沿って紹介します。

*****
ホタルガです。頭部が赤いところがホタルに似ています。

これはチヂミザサの花。ササに似た葉が縮んでいます。

ダンドボロギク。花らしい花が咲かずに種が飛びます。

ヌカキビ。日光を受け、谷間の暗さを背景にすると、とてもきれいです。

拡大します。

メナモミです。外来種のオオオナモミは河川敷などで猛威を振るっていますが、これは比較的おとなしいひっつき虫です。

花の周りのこのねばねばした部分でくっつきます。

シュウブンソウ。

ハシカグサ。花は小さいけれども、なかなか美しいです。

ヒメカマキリ。樹上性の小型のカマキリです。Acromantis japonica, or Japanese boxer mantis. It is the only praying mantis in Japan that belongs to the family Hymenopodidae. It is an arboreal mantis, very quick to move.

サワガニ。谷筋から道路まで上がってきていました。

コナスビ。

レモンエゴマ。

これは何だったでしょう?

ウラジロ。

イタドリの雌株が花をつけています。もうほとんど実ですが。

クサアジサイ。

アオキ。緑の実をつけています。

ノササゲ。

ウドの花のかなりひねたもの。
今日はこの辺で。

2019.09.29.撮影
2019.10.03.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

平均棍

カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...