2019年11月11日月曜日

観察記録:京都御苑:きのこの季節に

京都御苑に立ち寄り、きのこを探してみました。お目当ては松笠に生えるきのこ。マツカサキノコモドキです。松ぼっくりが湿り気のある地面に埋もれているあたりを探すと、あちこちにありました。不思議で可愛いきのこです。

松かさは繊維質や樹脂成分が多くて、乾燥した場所ではなかなか分解されないのですが、湿度が十分にある場所では、このような菌類によって、静かに確実に分解され、土に帰っていきます。

*****

マツカサキノコモドキです。大きな松かさの湿った下部から生えています。

こちらは3本立て。

傘の裏側はきれいな襞になっています。

下部の菌糸がしっかりと柄と傘を支えています。

 子供を従えたようなものもあります。

 鏡に映して緑を後ボケに入れてみました。ちょっとメルヘンチックな雰囲気が出たようです。

今年は全国的にきのこの発生が非常に多いようです。度重なる台風や大雨の影響かも知れません。

2019.11.10.撮影
2019.11.10.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

池端で

買い物の帰りに遠回りをして池端の野鳥を見てきました。折からの寒波でこの冬一番の冷え込み。横殴りの風が吹く中の観察です。人の出がないので、日頃は隠れていがちな野鳥の姿を認めることができました。 ヒクイナです。 タシギです。 クイナです。 晴れ間に突然カワウの一群が飛び立ったと思った...