紅葉は盛りをやや過ぎていましたが、午後の陽光が差してとてもきれいでした。やはり春は桜、秋は紅葉と、節目節目に季節を体に刻むのは良いことだと、近頃節目を意識することが邪魔くさくなってきた自分に言い聞かせました。
*****
巨樹2本。大宮御所近くの大銀杏。
梅園を見守る大榎。
これは乾御門近くのケヤキの木の着果短枝。他の葉に先んじて枯れて黄葉し、風に乗って落下します。
手前が通常の葉。奥が着果短枝。
児童公園北側の、昨年の台風21号で被害を受けたエリアに咲いたヤツデの花。この時期に咲きます。
その近くに大きく育ったヒヨドリジョウゴの蔓がありました。
この時期になると、美しかった実も少ししぼんできています。
これは近衛池畔のタラヨウ。ご存じ「郵便局の木」です。大変立派な木です。
鮮やかな赤い実をつけます。
そこから通路沿いに南に下がると、トベラの実が。
台風で折れたエノキの大木の裾を守るように、イヌビワの株が黄葉していました。イヌビワやホソバイヌビワはこの時期とてもきれいに黄葉します。今回散策してみて御苑の中に驚くほど沢山生えていることに気づきました。
クワ科イチジク属の植物で、小さいですが、イチジクそっくりの実をつけます。これは食べられるそうです。この木はイヌビワ。
赤い実は特においしそうです。これはホソバイヌビワ。木肌が白くてもっちりしています。
これはクロガネモチでしょうか。桂宮邸跡にて。
ずいぶん葉が細いのですが、ホソバイヌビワでしょうか。母と子の森の「森の文庫」付近に。
以下、道すがらの紅葉・黄葉の写真です。
野鳥は余り珍しいものがいませんでした。これはアオジ。
こちらはエナガ。そのほか御苑名物のビンズイも見かけました。
2019.11.30.撮影
2019.11.30.記述
0 件のコメント:
コメントを投稿