2020年1月27日月曜日

近郊の自然観察

今日は1月2回目の例会で近郊の山へのハイキングがありました。植物についていろいろと教えて頂き、勉強になりました。いくつかメモしておきます。

*****
公園ではアセビの花が開花し始めています。


早咲きの梅(寒梅?)は見頃と言ってもよいでしょう。

樹上にヤママユガの繭がありました。抜け殻のようです。

モッコクのようです。

クロバイという木だそうです。燃やして得た灰を、着物を染める際、色を定着させるための工程、媒染に使うのだとか、「バイセン」の「バイ」を取ってクロバイだそうです。

クロバイの大きな木の幹です。

樹冠を見上げます。

イクビゴケというコケの類だそうです。イノシシの頭に似ているでしょうか。

朽ちかけた松(?)の倒木にオオミノコフキタケ(サルノコシカケ)が付いていました。

ソヨゴの幼木です。

これは初めて見ました。マツグミという、松に付くヤドリギの類です。針葉樹に寄生するヤドリギはこれ1種だとか。

ゴマフボクトウという蛾の糞です。幼虫は樹木を掘って糞を外に出します。成虫はとても美しい蛾になります。

上部の糞をのけると巣穴が見えてきました。糞はおがくずのようで、においもせず、触るとほろりとほぐれます。この木はヒサカキの木。

これも同様にゴマフボクトウのようですが、糞がばらけています。木の違いか、違う虫の幼虫か。時間がなかったので確認できませんでした。残念。

開けた場所にマツグミのついた松の木がありました。

大きな株です。

ズームアップすると...

果実が見えてきました。イチジクあるいはイヌビワの実に似ています。

葉は分厚く...

緑色なので半寄生植物のようです。

眺望のきく場所から東を見ます。比叡山が正面です。

これは大覚寺。池の水が抜かれています。

広沢池です。これも干されています。

双ヶ岡。

大文字山。

足下には桂川の大きな蛇行が...

渡月橋は風情ある姿をしています。

その一つ下流の松尾橋。味気ない近代的な橋です。右端遠方の大きなビルは京セラの本社、催し会場パルスプラザ。

さらにその下の上野橋と、9号線が通る西大橋。西大橋の向こうに京都アクアリーナが見えます。

渡月橋の上手、大堰川の船だまりです。

まっすぐ延びるのは、JR嵯峨野線。

天候に恵まれ、勉強と運動とが十分できた一日でした。

2020.01.26.撮影
2020.01.26.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

イヌコリヤナギ

年初に広沢池で一枝手折ってきたイヌコリヤナギが開花しました。小さくて、ネコヤナギほどは猫っ毛がありませんが、かわいらしい小さな花です。折から今夜は全国的に寒波の襲来で降雪や凍結が予報されています。暖房の効いた部屋の中だけは、一足早く早春の装いです。 ネコヤナギとはしべの色や形も微...