晴天に恵まれた例会になりました。堤防に出るとすぐに、トウネズミモチの実を食べに来ているヒレンジャクの群れに遭遇。距離はありましたが、スコープや双眼鏡でじっくりと観察できました。
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確認あるいは注目した生き物たちは以下の通り。
鳥類:ヒレンジャク、ケリ、ホオジロ、カンムリカイツブリ、コガモ、ノスリ、ミサゴ(飛翔と食餌)、アオジ、カワラヒワ、シメ、カワアイサ、オオバン、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、ヒヨドリ、シジュウカラ、イカル、スズメ、トビ、ハシボソガラス、ダイサギ、コサギ、シロハラ、ツグミ、カワウ(26種)
樹木:ニワウルシ、エノキ、ムクノキ、トウネズミモチ、アカメガシワ、クコ、アブラチャン
草本:コウゾリナ、ガガイモ、カラスウリ、スズメウリ、クソニンジン、ヨウシュヤマゴボウ、ヌカキビ、カラスノエンドウ、メリケンガヤツリ、カラスウリクキフクレフシ
昆虫:オオカマキリの卵塊、キイロテントウ、アブの一種、ユスリカの一種
菌類:カワラタケ、スエヒロタケ、クジラタケ、アラゲキクラゲ
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堤防の南向き斜面にはコウゾリナの花が咲いていました。
カラスノエンドウも。
これはアブラチャンか、クロモジか、カナクギノキか議論がありましたが、帰って調べると、アブラチャンのようです。
チャンとは瀝青(タール、ピッチ類)のことで、昔、果実や樹皮から得た油を火をともす油として用いたことから来ているようです。全体に触ると油っぽい感じがします。クロモジなどと同じクスノキ科の植物で、枝を折って嗅ぐと、ととてもよい香りがします。
これはムクノキ。小枝の冬芽でわかりました。
ニワウルシ(シンジュ)の芽です。大きな葉痕を持っています。
オオカマキリの卵塊です。
菌類はいくつかありましたが、これはクジラタケのようです。
これがカワラタケ。その他持ち帰りのアラゲキクラゲもありました。
これで例会は12月16日から4回連続で快晴の天気に恵まれました。気持ちのよい一日でした。
2020.02.04.撮影
2020.02.04.記述
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