午後用事で出かけ、時間があったので、植物園に立ち寄りました。先日咲き始めたセツブンソウなど春の花がほころび始めて、気もそぞろです。
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アスナロです。「明日は檜になろう」と思い、頑張って成長するところから来た名前だと聞いています。私の出身地ではアテと呼ぶのが普通でした。まっすぐに成長する木です。葉裏の鱗模様がきれいです。
アスナロは私の出身中学校の校歌にも「あ~あ~あすなろう(明日なろう)...」と歌われていました。ところが、あるとき校長が「アスナロはいつまで経っても檜になれない。君たちはアスナロになってはいけない...」などと、けちくさい訓示を垂れたことがありました。檜がアスナロよりも優れているとの偏見です。アスナロのまっすぐ素直な成長を好ましく思っていた私は、妙に反感を持ったことを、いまでも覚えています。アスナロ、いいではないですか。みんなちがって、みんないい。
今年は暖冬で開花が早いセツブンソウは、まだ見頃でした。
イチイガシの傍にタラヨウの木がありました。この実はこの時期でもまだ赤くなっていません。遅いです。
今日確認したかったアブラチャンの芽です。残念ながら高いところにしかなくて、シルエットです。
ノグルミの果実がまだたくさん木に付いていました。これもシルエット。
アリドオシの実です。別名「一両」。
同じような赤い実ですが、こちらはヒヨドリジョウゴ。実に毒があるので、野鳥が食べません。よく知っています。
おや、こちらでも。
こちらはヒヨドリバナ?の「お疲れさん」の姿。
福寿草です。
ヤマブキの蕾がぼちぼち膨らみ始めています。まだ本格的ではありません。
蕾です。この花、実際には4月頃若葉と共に咲くのが普通だと思うのですが。この株はとても早い。
梅園です。近景の白梅、遠景の紅梅。
ウメは咲ききらない蕾か、ほころびはじめがいいですね。これはちょっと開きすぎ。
ツクバネガキ(ロウヤガキ)です。いまだに食べられていません。渋いのか、毒があるのか...
2020.02.05.撮影
2020.02.05.記述
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