2020年2月7日金曜日

オウバイ(黄梅)の花が咲きました

立春が過ぎたと思ったら、本格的な寒波がやってきました。今日は日中でも小雪がちらつく一日でした。今夜はこの冬一番の冷え込みとか。明日は愛宕山から北山連峰が冠雪してきれいでしょうね。

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朝方、あまりの寒さに外出を逡巡していましたが、意を決してプラゴミを出しに行ったところ、傍の花壇に黄色い花が目にとまりました。オウバイです。北向きの建物の陰の花壇に咲いて、鮮やかな黄色の花弁がひときわ目立ちます。寒さを突いて凜と咲く花にちょっと感動。

中国原産で日本へは江戸時代初期に渡来したとか。中国名は「迎春花」で、中国の正月(旧正月、2月)頃に咲くのでその名があるとか。英語ではWinter Jasmineで、いずれも寒さを押して咲くというこの花の特徴が出ています。

蕾の先端はほんのり赤みが差して、グラデーションがきれいです。

分類学的には、ジャスミンと同じモクセイ科ソケイ属で、半つる性の植物。放置すると枝は箒状に垂れ下がります。ただし、ウチのものはその間もなく剪定されます。ジャスミンの仲間ではありますが、香りはしません。

身近に春一番を告げてくれる花です。

2020.02.06.撮影
2020.02.06.記述



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