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サンゴジュの新芽が出ていました。
これはヤツデ。冬に実をならすための養分はいつ蓄えるのでしょうか。
葉裏の網目模様から、シャリンバイのようです。赤い花芽が膨らんでいます。梨木神社鳥居横。
これはどうもケヤキのようです。冬芽が枝に対して開いた角度でついています。この角度のことを開出角度と言います。枝を引き下げて撮影しています。
勢いのよい側芽には副芽(予備芽)がついています。これも特徴です。
細い枝の芽には副芽はありません。
若い幹はなめらかでケヤキらしくありません。
これは見事な副芽です。
開出角度が大きいと、冬芽をはっきり見ることができます。
これは先般同定したカジノキ。
それにしても毛だらけです。丸い葉痕は桑の仲間に共通しているようです。
木肌です。
若い枝はなめらかです。本年枝(伸びて1年目の枝)のみ毛むくじゃらです。
この冬芽は枝のものとはずいぶん形も違います。
すっぱり切られた、おそらくエノキにツタが巻き付いていました。こちらもすっぱり切られています。キヅタのようです。多数出した気根で樹木に巻き付きます。
空を見上げると、軽快な枝振りの木が。これはカツラの木でしょう。
その幹です。
その近くにあった木の木肌です。
これが上部の幹。
小枝は高くて詳細がわかりませんが、おそらくムクノキかと思います。
梨木神社の裏手に回ると太い銀杏の木にキヅタが巻き付いていました。原生林のような雰囲気です。鎮守の森です。
さて、京都御苑の中。母と子の森の北側。何の木でしょうか?ウツギの一種のようですが、よくわかりません。
ウグイスカグラが咲いていました。
これはキンモクセイの新芽。
ナツツバキかと思います。ヒメシャラも似た冬芽に木肌をしています。
下向きに枯れた実がついていました。ヒメシャラは上向きなので、おそらくナツツバキ。
木肌は赤みを帯びてなめらかです。バクチノキなどとよく似ています。
母と子の森の北の一角にはアベマキとクヌギがありますので、その観察です。これはクヌギ(のはず)です。現場ではわかっていても、写真だけでは判別がつきにくいです。
アベマキは御苑には少ないと思っていたのですが、先般有栖川で現物を確認した後では「アベマキ眼」ができていて、区別がつくようになりました。そのように見るとたくさんあります。
これはミズナラの冬芽。
幹です。まだ若い木です。
これはタムシバでしょうか。花芽の脇にしっかりした葉芽がありません。
これがよくわかりませんでした。何の木でしょう。
枝が3つに分かれているのが特徴です。
葉痕が大きくて丸い。
木肌です。
これが高枝。
さてアベマキの写真集です。
これはナラガシワ。葉に短い葉柄があります。
細い若木です。
これもよくわからない木。
これはエゴノキのようです。副芽が特徴。
この木もなんだかよくわかりません。葉が残っていますが...
基本的に落葉樹ではないかと思います。
これもよくわからなかったのですが...
どうもカエデの類のようです。
これはおそらくムラサキシキブ。
これは再びエゴノキ。
最後に帰り道の、おそらくタブノキの幹。
長々とおつきあいありがとうございました。
2020.03.05.撮影
2020.03.05.記述
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