2020年4月20日月曜日

人混みを避けて河原を歩く

昨日からの雨がやんで薄曇りの日、午前中の用事を済ませて午後から河川敷に散策に出かけました。外出自粛の要請で、商店も閉店しているところが多いせいか、遊歩道や公園など場所によっては通常の5~10倍以上の人出と感じます。ジョガーやサイクリストは相当のスピードで脇をすり抜けていて、危険を感じます。人混みを避けて河原に出ました。河原まで出る人は500メートルに2人程度、ここなら安心して観察できます。

日本の感染者の増加は9日間で倍増しており、数週間前のニューヨークを思わせます。安倍政権の外出「自粛」の要請は外出規制まで及んでおらず、また強制力がなく、実効性に欠けるように思われます。もっとも、その強制力のない外出規制が出ていないので、当方も出歩いているわけですが。

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早速ウグイスがお出迎え。全身を振るわせて鳴き、縄張りを守ります。

柳の木にカメノコテントウがいました。赤と黒のコントラストが美しく、つややかな光沢を持った、大型のテントウムシです。盛んに餌を探していました。



柳の木はすでに柳絮を飛ばしていました。柳絮とは白い綿毛のついた柳の種子のこと。女性の文才をたたえる言葉に「柳絮の才」という言葉があります。これはシダレヤナギです。花が咲いてからの実りはとても早い。


これはシロスジヒゲナガハナバチ。オスです。触覚が体長とほぼ同じ。メスは見かけませんでしたが、触覚が短く、腹を丸めて飛んで、とてもかわいいです。



2020.04.19.撮影
2020.04.20.記述




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