2020年4月22日水曜日

カメムシに寄生蜂?

先般河川敷を散策していた折、セイヨウカラシナの葉裏に明らかにカメムシのものとおぼしき卵塊がありました。よく見るとその上をハチが歩いています。あたかも卵のできを吟味するかのように...寄生蜂かと思いましたが、寄生蜂は通常宿主の体を食べてサナギになり羽化しますので、宿主の体より大きいことはありません。ところがこのハチは卵の少なくとも10倍ほどの大きさがあります。

時折腹を曲げて産卵管を刺しているようにも思えますが、直接卵に産卵しているのかどうかはわかりません。最初は卵を餌にして、その後何か他のものを食べるのでしょうか。よくわかりません。

小一時間は離れようとせずに卵を吟味していました。不思議なハチの振る舞いです。

*****
あたかも卵を守るかのように離れません。


時折腹部の先端を卵塊の間に差し込んで、産卵するような姿勢を見せます。



2020.04.19.撮影
2020.04.19.記述








0 件のコメント:

コメントを投稿

東公園:いきもの観察

今年の秋の公園生け垣の剪定は、不思議なことに側面のみを剪定し、上面は剪定なしでした。このままだと来春の芽吹き以降シュートが伸びて、春の剪定が大変になると思われますが、自然観察には、生き物の生育環境がある程度保全されて、いい加減な剪定はありがたいです。 アラカシの葉陰にオオカマキリ...