ナヨクサフジは1940年代にヨーロッパから日本に入った外来植物で、ヨーロッパでは飼料や緑肥として栽培されている植物です。外来種だと目の敵にする人たちもいますが、現在これほど広がったからには、この花が日常となる風景を受け入れなければならないでしょう。実際に昆虫類は無数に咲く花の蜜を求めて飛び回り、よく晴れて風の穏やかな日にナヨクサフジの花の傍に立つと、蜂が羽音を立てて蜜を吸い、蝶が舞い、テントウムシが茎を伝って、実に牧歌的な気分に浸れます。
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重戦車のように飛んでくるクマバチです。
これはニホンヒゲナガハバチのメスのようですが...
こちらはクロマルハナバチのオス?
コマルハナバチの働き蜂のようですが...
ナミテントウのようです。様々な模様があります。
そしてサナギ。
モンシロチョウも来ています。
こちらはヒメウラナミジャノメ。
昆虫を狙うクモ。
外来の植物とは言え、これだけ広くしっかりと日本に根付いた植物は、その生態系の中で果たす役割が定まり、生きていく生存権を得たように思います。
2020.05.15.撮影
2020.05.17.記述
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