蛹化したサナギは半日後には体色が茶色く変わり、枯れ葉そっくりになりました。また、1頭目と同様に、体を半ばひねった状態でぶら下がっています。観察していると、徐々に体を伸ばしたり曲げたりする一方で、他の蝶や蛾のサナギがするように瞬間的にブルッと体をはねるように振るわせてひねりの方向を変える場合もあります。何を考えているのやら...虫の心の中は量りがたいです。
3頭目は昨日終齢幼虫へと脱皮しました。新しいイヌビワの葉を採ってきて与えたところ、若い葉にかじりついて、食べるわ食べるわ、丸一日の間に4倍ほどの大きさになりました。一般にイシガケチョウの幼虫の動作は敏捷で、葉を食べる速度もガツガツと旺盛です。条件さえそろえば、1頭目のようにすさまじい早さで成長する、というのが印象です。
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先日蛹化した1頭目のサナギです。下に見えるのは、脱ぎ捨てた終齢幼虫の皮です。
体を少し反らせていますが...
時間が経つと、さらにそらせていますので、何らかの意思を持って動いているのでしょう。
こちらは今朝蛹化した2頭目です。
夕方には枯れ葉そっくりになっていました。
こちらも微妙に体を反らせています。この種に共通した特徴なのでしょうね。
3頭目はもりもり食事中。
丸一日でほぼ1枚の葉を食べ尽くしました。 一日で4倍以上の大きさになっています。驚異的です。
引き続き見守りたいと思います。
2020.06.19.撮影
2020.06.19.記述
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