ガマは穂の先端部分に雄花、その下に雌花が咲く、雌雄異花の植物です。ヒメガマの場合は、雄花と雌花の間に約2 cmほどの間隙があります。白亜紀の地層から花粉が発見されるということですので、約1億年前には地球に存在したのでしょう。単子葉植物ですが、イネ科植物とは大きく異なり、果実の形も大きく異なりますし、葉の内部が多数の小部屋に分かれるスポンジ構造になっていて、水辺での生育に特化した植物と言えます。
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これは雄花を揺すったところ。大量の花粉が飛び散っています。シャッター速度は約1/40秒。この花粉が穂黄(ほおう)と呼ばれる生薬になります。
花粉の動きを止めてみました。これは約1/1000秒。雄花は葯の塊です。
雄花を拡大します。裏返った葯の塊のように見えます。
これは花粉を飛ばしきった雄花。
これは雌花です。
拡大すると...
2020.06.23.撮影
2020.06.27.記述
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