2020年7月1日水曜日

イソヒヨドリ

京都市内で近年しばしば見かけるようになった野鳥の1つにイソヒヨドリがあります。本来は海岸線の崖地に営巣して繁殖する鳥ですが、近年内陸の都市部にも進出しています。特に人工物を嫌わずに止まるのが特徴のように思えます。アンテナ、標識、鉄柵、欄干、トラ柵、送水管など。工場内の建物の隙間に営巣することもあります。たまに樹木の枝に止まった写真が撮れると、かえって不自然な感じさえします。岩場のように足元がしっかりした場所を好むのかもしれません。

そのイソヒヨドリが、散歩の途中でウマオイの仲間を捕食する場面に遭遇しました。

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一瞬舞い上がったと思うと、生け垣から虫をくわえて歩道に降りました。若いオスのようです。

地面にたたきつけたり、くわえ直したりして、羽や脚を取っていきます。

ほぼ体だけになったところで飲み込んで...

チラリとこちらを見て、飛んでいきました。

どんなにおとなしく見える鳥でも、生きた餌を相手にするときには、見違えるような俊敏さと、残酷さ(人間主観で見れば)を見せます。この間約1分ほど。日頃は美しい声を楽しませてくれる鳥ですが、本来の野生の姿を垣間見ました。

2020.06.27.撮影
2020.06.30.記述



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