2020年8月10日月曜日

植物園散策

Strolling in the Kyoto Prefectural Botanical Garden

 京都府立植物園を散策してきました。8月6日から17日までの日程で帰化植物展の展示があり、今日は関連した観察会もあったからです。日頃から河川敷の植物を観察しているので、観察会であまりめぼしいもの見つかりませんでした。その後園内を久しぶりに散策したので、そのメモです。

*****

ヘーゼルナッツですが、これはヘーゼルナッツアメリカーナという種類。クッキーやケーキなど、食用として用いられるのはこの種だそうです。昔イギリスにいた頃、小径によく植えてあったので、つまんで食べていたのは、おそらくこの実だったと思います。


これが日本のハシバミ。

ヤブミョウガの、花ではなく、果実でしょうね。これからつやつやしたグレーになります。
マメ科の植物、サイカチの葉です。この木は大木ですが全身棘だらけ。これとハリグワにはちょっと抱きつく気になれません。
コムラサキの果実です。
オオカメノキが冬芽を作っていました。まだ蕾部分が小さいので、バンザイの形も、拝んでいるように見えます。
こちらは結構サマになったポーズを取っています。
これはおそらくスズメウリの雄花でしょう。昨年はたくさん実をならしましたが、今年は?
フシグロセンノウの花。薄暗い林の中で見ると、はっと驚くような鮮やかさです。
祇園祭の花、ヒオウギ。
キンミズヒキが咲いています。
これの葉は、コクサギ型葉序とか。
「バンザイノキ」としても知られるカナクギノキ。これも花芽が出来ています。葉芽も。
石の上にカブトムシとアブラゼミの残骸がありました。アオバズクの食痕でしょうか。
ナンジャモンジャの木、ヒトツバタゴです。
果実が実りはじめています。初めて見ました。花数の多さが想像できないほどの実の少なさです。
アオマツムシの終齢幼虫でしょうか。
正面口近くのスダジイの実が膨らんできていました。

久しぶりの植物園、いろいろと勉強になりました。

2020.08.09.撮影
2020.08.09.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

イヌコリヤナギ

年初に広沢池で一枝手折ってきたイヌコリヤナギが開花しました。小さくて、ネコヤナギほどは猫っ毛がありませんが、かわいらしい小さな花です。折から今夜は全国的に寒波の襲来で降雪や凍結が予報されています。暖房の効いた部屋の中だけは、一足早く早春の装いです。 ネコヤナギとはしべの色や形も微...