Strolling in the Kyoto Prefectural Botanical Garden in summer heat
8月15日に植物園を訪れた際に目にした植物と昆虫たちです。炎暑の中植物園を訪れたのには理由があったのですが、あまり満足できる結果を得ることはできませんでした。
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カリガネソウです。『京都府レッドデータブック2015』では準絶滅危惧種になっていますが、西山の竹林などで昨年見かけました。結構したたかに生きる植物ではないかと思っています。
暑さがこたえているようなクロアゲハ。水が飲みたそうです。
ヤブムラサキの葉と実です。覚えのために撮影。
マンネンタケの一種でしょう。成長の過程で周囲にある草木を巻き込んで固まってしまいました。
これはウドの葉。2mを越す「大木」になっていました。
こちらはタラノキの葉。大きな奇数羽状複葉が幹から直接出ますので、落葉すると棘だらけの棒杭になります。
タラノキの蕾だと思います。タラノキは夏に花を咲かせます。
フユザンショウの実。常緑の山椒ですが、ユズやキンカンなどのように完璧な常緑ではなく、若干の緑の葉が残る、程度の常緑です。実からはちゃんとした山椒の香りが。
シラキの実です。シラキはナンキンハゼと同じトウダイグサ科の樹木で、花や実も似ています。
アメリカサンショウ。こちらも香りは良いです。
アオスジアゲハ。これも羽がかなり擦れた、お疲れ様状態。
同じ状態のホシミスジ。
これには初めて気づきました。ネコノチチ。
実の形が猫の乳頭を連想させるところから来ているようです。この実がやがて赤から黒紫色に変わるとか。
これはミツマタの葉。花はよく見るのですが、葉を確認したのは久しぶりです。学生時代に東山の麓の哲学の道付近に下宿していましたが、哲学の道に沿って流れる琵琶湖疎水端にも、70年代に植えられました。
ということで、炎暑の植物園からの報告を終わります。
2020.08.15.撮影
2020.08.17.記述
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