2020年8月22日土曜日

向日市樫原を歩く

Walking around the bamboo forest in Muko City

 買い物ついでに向日市の竹林の周辺を歩いてみました。歩きながら発見した動植物のメモです。孟宗竹の竹林は人の手が入らず荒れ放題です。さらに丘陵地帯に宅地開発が行われ、雑木林が失われて、動植物の多様性がかなり失われている印象を受けました。しかしその中でもたくましく生を営む生き物たちがいます。

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この周辺に多いハリエンジュの葉に小さな揺籃が多数付いています。長辺8ミリ程度。ヒメクロオトシブミの揺籃です。



近くの葉に落とし主がいました。



シロスジカミキリが葉の上で死んでいます。国内では最大級のカミキリムシです。

少し行ったところに今度はヒメコブオトシブミ。ヒメクロより若干大きめの体。エノキの葉の上にいました。



食痕です。食べ尽くさないのは食樹への思いやり?それとも美味しい部位だけを食べるグルメ?


その揺籃です。

フェンスにはアオツヅラフジの実が大きくなっています。

一方で花もまだ咲いていました。

みずみずしい実り具合が、炎暑の中涼しげです。

こちらはノブドウの花に潜むアズチグモ。

オンブバッタ。

ルリチュウレンジでしょうか。

アシナガキンバエの仲間です。


ヤブニッケイが実をつけはじめていました。


サツマノミダマシ。

2020.08.16.撮影
2020.08.20.記述




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