桜並木を歩いていたら、オニドコロの花が目にとまりました。オニドコロはヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性植物で、ヤマノイモと同様に雌雄異株ですが、葉がヤマノイモの対生に対して、互生であるところが異なります。蒴果にはヤマノイモのように3つの翼がありますが、上向きに開くところが異なります。漢字では「鬼野老」の字を当てますが、「野老」を「トコロ」と読む理由がよくわかりません。「所沢」の地名はかつて「野老澤」であったということは、いろいろな筋から聞いたことがあります。
オニドコロの花は7月が盛りだと記憶しているのですが、他の場所でも咲いているところがあり、花期はかなり長いようです。
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雄花です。雪の結晶を思わせる6弁花です。
堤防の法面を下がったところに、雄花、雌花、そしてかなり成長した果実がそろっていました。
2020.08.22.撮影
2020.08.23.記述
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