これほどの大きな株は初めて見ました。在来種のネナシカズラです。これまで桂川の河川敷では、「黄色の中華麺をぶちまけたような」とどなたかが形容した、アメリカネナシカズラは随所で見かけましたが、在来種のネナシカズラは初めてです。
川岸のエノキに太い縄をなうように巻き付いて、梢の上まで這い上がっています。雌しべの花柱が1個(アメリカは2個)であること、花序が房状(アメリカは固まって咲く)になっていることなどから、在来種と判断しています。
在来種というと、外来種と比較して何か弱々しく繊細なイメージがありますが、これを見て土着の種の底力のようなものを感じました。
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蕾はたくさんできているのですが、花期が遅いようで、開花している花を探すのに苦労しました。根元にかろうじて3,4個の開花を見ました。まだ咲き始めですし、大変薄暗いところですので、もう少しはっきりとした写真を撮りたいと思います。
2020.09.23.撮影
2020.09.27.記述
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