2020年11月17日火曜日

滋賀の山麓

 滋賀の山麓を散策して来ました。人里に近いところでも希少種が残っていてなかなか面白いところがあります。

*****

ホソバノヤマハハコのようです。道路脇の、湿った空き地に生えていました。

花はもう終わりですが、花びらの黄色みを残しているものもあります。

キク科の植物らしく、種子には冠毛が。


驚いたことに足下にはトウカイコモウセンゴケが。

まだつぼみを付けているものもあります。

これが多く生えているところは地面が赤く染まり、まさに「緋毛氈」状態でした。

ヒメヤシャブシのようです。

これも湿地のあちこちに。ミミカキグサ。


京都府のレッドデータブック2015に記載があっても、滋賀のレッドリストにはないものも多く、滋賀はまだまだ自然が失われていないのか、と思ったりもします。今日は一応この辺で。

2020.11.13.撮影
2020.11.16.記述



0 件のコメント:

コメントを投稿

京北の林内探索

京北の樹木植物に詳しい方に案内していただいて、ホンゴウソウを探しに行きました。昨年枯れたものを見つけられたとか。目的の場所に行くと、Bingo!約20株ほどが集まって、周囲にもまばらに生えていました。ヒノキ林の林床です。そこから冬虫夏草探索に切り替え、ムシヒキアブのアナモルフ、ガ...