土曜日に清掃活動の下見をした際、モズの早贄を発見しました。早贄というと、通常はカラタチなどの棘や、有刺鉄腺を利用して「刺す」イメージですが、これは「挟む」早贄でした。先ず見つけたのがムカデの早贄。翌日に人に紹介したところ、カナヘビとオンブバッタがあるとのこと。それで再度出かけて注意深く探すと、さらにオンブバッタと、なにやら鳥の肉片らしきものがあり、総計5つ。かつては、早贄の位置でその年の降雪量がわかるなどと言われましたが、最近の研究では、オスのモズの貯食だとか。確かに干し肉は若干美味しそうではありましたが...
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最初に見つけたムカデです。以前イソヒヨドリがムカデをハンティングしているのを見たことがありますが、モズは初めてです。オオマツヨイグサの枝に挟み込んでいます。
これはカナヘビ。
これはオンブバッタ。刺してあります。
「挟む」ものあり「刺す」ものあり、このモズはなかなかのハンターで、知恵者です。
2020.11.21. & 23.撮影
2020.11.23.記述
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