琵琶博に用事があって出かけました。帰り道車を走らせていると、田んぼに何か黒い影が...急いで引き返し、湖岸の駐車場に車を停めて徒歩でそっと近づくと、やはり。タゲリの姿が。7羽の集団で、軟らかい土をつついて餌を探しています。10分ほどで気配を察して飛び立ちました。毎冬愛知川のあたりで見ることが多かったのですが、今年の初認は草津となりました。
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そっと覗くと刈り残しの稲株越しに姿が見えます。
こちらに気づいて警戒しはじめました。
虹色に輝く翼はいつ見ても美しく、頭上の冠羽も可愛らしい。
こちらは近づいていないのですが、移動をはじめます。
かなり遠くに行ってしまいました。この時点で4羽を確認。
羽を伸ばすと、上尾筒の鮮やかな茶色、白、黒のコントラストが鮮やかです。
こちらの凝視に飽きたのか次々に飛び立ちました。飛び立ったところを数えると全部で7羽。
見事に土と一体化しているために、地上にいるタゲリの観察のみでその場にいる正確な数を把握できた試しがありません。7羽のうちの3羽はまったくその姿を認めることができませんでした。
タゲリが去った田んぼで遠くに動くものが...居残り組か、と思ったのですが、これは普通のケリでした。これも見事に土に溶け込んでいます。
2020.10.31.撮影
2020.11.02.記述
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