12月5日桂大橋の傍でトビがカンムリカイツブリを食べている所に遭遇しました。見たときにはすでにカンムリカイツブリを運んでいたので、トビがカイツブリを襲ったものか、カイツブリが他の原因で死んだのかはわかりません。これまでトビが魚を狩るのを見たことはありますが、鳥を狩るところは見たことがありません。トビは基本的にscavengerですので、おそらくはトビがカンムリカイツブリの死がいを見つけたのではないかと思います。折しも和歌山市内で野生のオシドリの死がいから高病原性鳥インフルエンザのウイルスが発見されたそうです。野鳥たちに拡散しないことを祈ります。
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最初はカラスたちが傍によって獲物を奪おうという様子も見せたのですが、トビが食べ始めると、カラスたちは川岸の木の梢に退き、遠巻きに眺めていました。
持ち上げた足の形、左側に見える頭の形と色から、カンムリカイツブリと判断します。
主に柔らかい内臓を食べていました。一見残酷に見えますが、カンムリカイツブリからトビへの命の移り変わりです。
ハヤブサやオオタカ、チョウゲンボウなどは、獲物を引きちぎって、あっという間に胸がぱんぱんになるまで詰め込んで飛び去りますが、このトビは小さな一口ずつ、時間をかけて食べていました。また、ハヤブサなどに比べると、このような行為に従事しているときでも、顔つきはなぜか穏やかでやさしく見えます。
2020.12.05.撮影
2020.12.09.記述
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