2020年12月13日日曜日

冬越しのキタキチョウ

散歩に出ようとすると、道端の縁石にキタキチョウが止まっていました。しばらく羽根を閉じたり広げたりながら陽光で体を温めていました。そのうち近くのフユツバキ(?)の花に止まり、蜜を探し始めます。羽根の一部が痛んでおり、自由に飛べないようです。厳しい冬を乗り切れるでしょうか。頑張れ!と応援したくなります。

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縁石に止まっています。羽を広げたので、それとわかりました。これは閉じている状態。

きれいなキタキチョウです。

近くのフユツバキに写りましたが、どうも羽根を痛めているようで、飛翔が緩慢です。

花びらに止まると、すぐに花をよじ登りはじめます。よほど空腹なのか、口吻を出して探りながら登っていきます。

ようやく雌しべにたどり着きました。やはり右の下翅が痛んでいます。

口吻が届かないので、花の後ろに回りました。

この位置から蜜を吸えるのでしょうか。じっとしていますので、居心地は良さそうです。少なくとも体は温まります。

咲いている花の少ない冬の間、昆虫たちの蜜源植物をベランダや庭に植えようと思います。

2020.12.11.撮影
2020.12.12.記述







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