河川敷の樹木が伐採が始まりました。近年の洪水被害の深刻化を受けて、「国土強靱化」が叫ばれ、先の来年度予算でも今年度予算比8.8%増の4兆4千億円あまりが計上され、河川の改修がどんどん進むでしょう。かつて水田の用水路をU字溝にして、田園が沈黙したように、河川もU字溝化することが計画されているのかもしれません。かつては川で遊び川から糧を得ていたのに、いつの間にか、川は災害をもたらし、人と対立し、敵視される存在になったのでしょうか。
伐採されたオニグルミは、今年花を咲かせましたが、実らず、来年を期待していたものです。木にも命はあるものを、無残に倒された木は哀れです。その木の枝を集めて、葉痕を撮影し、せめてもの鎮魂といたします。
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