2020年12月4日金曜日

イヌビワ発見

この夏に大堰川沿いでイシガケチョウを目撃したとの話を聞きました。それ以来、食樹のイヌビワを探していたのですが、今日の夕刻の散歩で見つけることができました。場所はかなり川下ですが、上流にもあることでしょう。

すでに紅葉も終わりかけていますが、イヌビワは葉が黄色に色づくので目立ちます。日当たりの良い場所で寒暖の差が大きいところでは鮮やかな黄色に色づいてくれます。秋は樹種を見分ける良い季節でもあります。

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それほど紅葉が進んでいませんでしたが、見慣れない葉に引かれて葉をかき分けると、赤く染まった果実が見えました。

気づくと、赤い実はあちこちにあります。

かなり小さな株も実をつけています。これは地面近くの小さな株。手前はトウネズミモチの果実。


冬芽もしっかりできています。

今年はイシガケチョウの幼虫のために、食樹の確保で市内を横断しましたが、これで来年は食樹の確保に困らなくてすむでしょう。

2020.12.03.撮影
2020.12.03.記述



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