2021年2月23日火曜日

朽ち木

公園に朽ちた桜の切り株があります。樹皮がはがれ、柔らかな木部がそぎ落とされ、硬い部分のみが残っています。水はけの良い場所なので、完全に腐食することもなく、白くさらされた切り株と根が様々な模様を見せています。岩だらけのこの場所に苦労して根を張ったのでしょう。曲がりくねった力強い筋がそのことを物語っています。幾度も伸ばした枝はその度ごとに伐採されたのでしょう。いくつもの空洞がその証拠です。

古株に面相を読むのは人の恣意ですが、年を経て明らかになったこの樹木の本来の姿は、年老いてあらゆる属性と虚飾を失って本来の性を見せた人間にもなぞらえることができるかもしれませんね。

*****








2020.02.21.撮影

0 件のコメント:

コメントを投稿

雨後の野草花壇

今年の梅雨は本格的な雨の日が多いです。イネの生育には梅雨の雨が必要と昔から言われていますが、昨今の温暖化の影響で降水量が半端ない現状では、天気予報が気になるところです。 さて、雨上がりの野草花壇に虫探しに出かけました。 ヤマトシリアゲです。この時期にまだ生きていました。黒い春型で...