桂川のカゲロウの羽化が最盛期を迎えています。少し前はカワゲラ、特にフタメカワゲラの羽化が多かったですが、今はモンカゲロウの羽化に移っています。カゲロウの類は一般に水面羽化で、羽化した亜成虫が空中を飛翔して、川岸の樹木の葉などに止まり、その後脱皮して成虫になります。成虫脱皮の前の状態と言えば、通常はサナギの状態ですので、それが飛翔できるというのは、何か不思議というか、驚きです。
*****
モンカゲロウの成虫です。弓のように反るのは、ちょっと緊張しているとき。前に突き出ているのは触角ではなくて、前肢です。尾毛がとても長く、優雅に見えます。
これが亜成虫。尾毛は長いですが、前肢がとても短い。水中から羽化したばかりの羽根と重いからだで飛ぶ際に、空気抵抗を抑制するのでしょうか。
2021-05-08 撮影
0 件のコメント:
コメントを投稿