アカメガシワの開花が始まりました。アカメガシワは雌雄異株で、目立つのは雄花。圧倒的に多いようです。まだ赤色が残る梢に黄色の花序を伸ばして、雄花が咲いています。雌木が生えているところは2箇所知っているのですが、それ以外はすべて雄花、と言っても良いほど雄花が目立ちます。
一般に樹木の雄花はとにかく数を打って花粉をまき散らす、という感じですね。品がないというか、面白みに欠けるというか...。雄花の花序はとてもチープに作られており、花の間かろうじて枝に付いていますが、花が終わるとあっという間に切り離されて地上へ落下。まさに使い捨てです。花期が短い分、花期が終われば次の年の花のためにせっせと養分を蓄えることもできるわけで、こうして、蓄え・浪費・蓄え・浪費のパターンができあがっていきます。大変独断と偏見に満ちたコメントでした。
*****
雄花の花序です、咲き始め。
2021-06-12 撮影
0 件のコメント:
コメントを投稿