別の場所で公開するために書いた原稿ですが、ダメ出しがあって、ボツにしましたので、こちらに掲示します。
以前紹介した薬草園でのこぼれ話です。アカジソ(チリメンジソ)が植えてある畝(うね)にさしかかったとき、ガイドの方が、隣り合った二株のシソを指して「揉(も)んで匂ってください」と言われました。促されるままに一株の葉を嗅ぐと、普通にシソの香り。ついでもう一株を嗅ぐと「ガツン」とパンチを食らうようなシソの香りが。「えっ、これ何ですか!?」と驚く私に、ニヤリとしたガイドさん、「実は最初のものは普通のアカジソ、後のものは京都大原産のアカジソです」とのこと。大原のシソは、香りが格段に良いのだとか。また、この「純血種」の種子を確保するために、通常に植え付けたものからは採種せず、採種用のものは「国内某所」にて、交雑を防いで隔離して育てている、とのことでした。
う~む、「シソは大原に限る!」というわけですね。...でも、ホントかなあ?ちょうど、今年自宅で漬けた梅にぼちぼちシソを入れねば、と思っていたところでした。でも、シソを大原まで買い出しに行くのはちょっと大変。ですので、今年のシソは、スーパーで買うにしても、まず、よくよく香りを確かめてから買おう、と心に決めました。(もうすでにシソを漬けた方には、ごめんなさい!)
香り高い大原のアカジソ
2021-06-28 撮影
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