この近くでは近年めっきり見ることの少なくなった草本にボタンヅルがあります。ボタンヅルはキンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物で、センニンソウと似た花を咲かせますが、葉は薄く鋸歯があり、花も小さめで種子に付いている羽毛状の花柱もセンニンソウに比べると控えめな印象です。
このボタンヅルに滋賀の林縁で出会いました。車を停めて林縁の樹木を観察していると、手前の笹に巻き付いていました。かなりの幅で生えています。まだ花は咲いていませんが、季節になると白い屏風を立てたようになるかもしれません。
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笹に絡まってちょっと見分けが付きにくいですね。
2021-07-29 撮影
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