いつもの観察地で、キボシマルウンカの成虫を見つけました。これは成虫ですが、この幼虫は足に翼があり、ちょっと見には怪獣のような奇妙な形をしています。
成虫も奇妙な風体で、大きな丸い眼に丸い体。テントウムシに擬態しているのでしょうか。驚くのは足の長さ。日頃は体の下に隠して見えませんが、繰り出した足は細く長く...また、ピチッと音を立てて飛び上がるところも、ウンカやヨコバイなどとよく似ています。
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2021-07-28 撮影
カやハエなどの「双翅目(ハエ目)」の昆虫には、前翅の付け根に退化した後翅が見えます。多くは先の丸まった棍棒のような形をしており、「平均棍」と呼ばれます。わかりにくい日本語ですが、英語では balancer というので、こちらの方が機能的に理解しやすいです。飛翔時には、前翅の羽ばた...
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