今春は自宅の小さな庭に生えているウマノスズクサを食べて10匹のジャコウアゲハの幼虫が育ちました。ほとんど蛹化してしまったのですが、2匹がまだ残っています。1匹はウマノスズクサの固い茎をガシガシと食べ、もう1匹は蛹化する場所を探して、芝生の上を大急ぎで走って(?)行きます。無事に成虫になってくれると良いのですが...一方でそうなると、まだそれほど本数もなく、か細いウマノスズクサが瞬く間に消滅することにもなり...そちらも気になります。
最も遅れて育ったのですが、見事に太り、大きな幼虫になりました。
この大きさになると、もはや葉を食べずにもっぱら茎を食べるので、根元近くの茎をかじって倒して枯らすこともあります。もったいない!
もう1匹は芝生の上を大急ぎで移動していました。幼虫の動く早さは決して侮れません。以前計測したところ、この大きさですと、10秒間に16cm移動します。1分間で96cm。1時間で57.6メートル。一晩8時間動いたとすると460.8メートル。仮に4時間動き続けたとしたら、1382.4メートルです。もっともこんなに動いたら、蛹化するエネルギーもなくなるでしょうが。
Photos 2022-06-13
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