2023年1月11日水曜日

淀川河川公園:At a Yodo riverbank park

タゲリの目撃情報を得て、淀川河川公園に出かけました。タゲリは残念ながら空振りでしたが、冬枯れの樹木に夏活躍した昆虫たちの痕跡を確認して、自然度の高さに驚きました。

スズバチの巣です。子供がいたずらで枝の先に泥団子を付けたように見えますが、スズバチという大型のハチの巣で、この中に麻酔させたチョウや蛾の幼虫を狩って卵を産みます。今は来年の春の羽化を待つサナギがいることと思います。オオセイボウが「労働寄生」するのはこの巣が多いです。

カマキリの卵のかたまりを卵鞘(らんしょう)と言いますが、これはハラビロカマキリの卵鞘です。オオカマキリに比べて青黒く、引き締まった感じがします。

すぐ近くにオオカマキリの卵鞘もありました。

そのすぐ横にまたハラビロカマキリ。

キボシアシナガバチのすと思われます。

こちらは再びオオカマキリ。カマキリの卵は多数見つかりました。捕食者の数が多いということは、それを支える昆虫の数が多いということ、草地竹藪植え込みなどのバランスがよいのでしょうね。


Photos 20223-01-09


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