今日7月20日で近畿地方は梅雨明けと言うことです。気温は少しマシで、湿度も比較的低く、木陰に入ると快適ですが、日なたは直射日光が強く、じっとしているとくらくらしてきます。家の昆虫や蜘蛛の様子を確認してから、先日見たウラギンシジミの幼虫を探しに河川敷に出てみましたが、走りのクズの花が終わり、幼虫の姿はどこにもなし。仕方ないので上流部の林縁を探りました。
オオフタオビドロバチです。暑い中でも毎日せっせと巣作りと手入れに余念がありません。先日来忙しく働いていたハキリバチは昨日から姿を見ていません。
3日前に保護したゴミグモの卵塊からは、2日前に幼体が孵化し、一種の団居(まどい)を作っています。もっとも密閉容器の中なので、団居にならざるを得ないのかもしれません。本来ならば、風に乗って霧散するところでしょうね。
幼体の腹部は丸く、まだゴミグモっぽくありません。
いつまでも容器の中でかうわけにも行かないので、庭に放してやりました。
この小ささでこれから独り立ちです。風に乗って飛んでいくもの、糸を張った葉で休むもの、あっという間に姿が見えなくなりました。来年また会えるといいのですが。
河川敷のツマグロヒョウモン(オス)です。
近づいても逃げないのは、こちらの汗にミネラルを見ているのでしょうか。
河川脇の林縁にはマンリョウの花が咲いていました。
アオバハゴロモが成虫になっています。
上品なハゴロモです。
枝にはまだ終齢幼虫が多く残っていました。
同じ枝にはベッコウハゴロモの終齢幼虫もいました。
通常はこのように蝋物質を傘のように被って伏せています。天敵対策はばっちりですね。
2023-07-20
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