2023年7月21日金曜日

河川敷

今日7月20日で近畿地方は梅雨明けと言うことです。気温は少しマシで、湿度も比較的低く、木陰に入ると快適ですが、日なたは直射日光が強く、じっとしているとくらくらしてきます。家の昆虫や蜘蛛の様子を確認してから、先日見たウラギンシジミの幼虫を探しに河川敷に出てみましたが、走りのクズの花が終わり、幼虫の姿はどこにもなし。仕方ないので上流部の林縁を探りました。

オオフタオビドロバチです。暑い中でも毎日せっせと巣作りと手入れに余念がありません。先日来忙しく働いていたハキリバチは昨日から姿を見ていません。

3日前に保護したゴミグモの卵塊からは、2日前に幼体が孵化し、一種の団居(まどい)を作っています。もっとも密閉容器の中なので、団居にならざるを得ないのかもしれません。本来ならば、風に乗って霧散するところでしょうね。

幼体の腹部は丸く、まだゴミグモっぽくありません。

いつまでも容器の中でかうわけにも行かないので、庭に放してやりました。

この小ささでこれから独り立ちです。風に乗って飛んでいくもの、糸を張った葉で休むもの、あっという間に姿が見えなくなりました。来年また会えるといいのですが。

河川敷のツマグロヒョウモン(オス)です。

近づいても逃げないのは、こちらの汗にミネラルを見ているのでしょうか。

河川脇の林縁にはマンリョウの花が咲いていました。

アオバハゴロモが成虫になっています。

上品なハゴロモです。

枝にはまだ終齢幼虫が多く残っていました。

同じ枝にはベッコウハゴロモの終齢幼虫もいました。

通常はこのように蝋物質を傘のように被って伏せています。天敵対策はばっちりですね。

2023-07-20

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