2023年8月20日日曜日

保全花壇あたりで:ムネアカアワフキなど

堤防道路の桜の木にムネアカアワフキの巣ができています。枝によって多少はありますが、一枝の先端に1~3個ほどついているものが多いです。形からして軟体動物の殻、貝殻風で、いわば樹上のアンモナイト、というところでしょうか。


大きめで白く変色したものは、今年の春に成虫が羽化した抜け殻です。それにしても、このようなサクラの樹液から、どうやって殻を作るカルシウムを集めるのでしょうね。


自転車で移動中にイナゴがズボンに飛んできました。コバネイナゴでしょうか。

保全花壇では夏の盛りに産み付けられた卵から羽化したジャコウアゲハの幼虫が終齢になっていました。大きさは約5cm。体を伸ばすと7cmほどになります。巨大。


7月中に蛹になった幼虫たちはほぼすべて羽化できずに死んでしまいました。近くの桑の木、アキニレに死屍累々です。暑さか、寄生虫か、原因はわかりませんが、成虫にまで無事成長するのは、なかなか厳しいですね。



2023-08-18

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