毎年この季節になるとペンタスの苗を買ってきて、ベランダのプランターに植えることにしています。苗と言っても、すでに花が咲いていて、植えるとリビングから見た目線状にベランダの花が見えるので、お手軽花畑というわけです。ペンタスの花は細く、花びらから蜜腺までの距離がありますが、口吻の長い蝶の類は問題なく吸蜜でき、かつ花期が長いので蝶たちの蜜源植物として植えているわけです。いつもの年ならば、シジミチョウの類がかなり頻繁に訪問してくれるのですが、今年は暑さのせいか、アゲハ類やツマグロヒョウモンが時々訪れるくらいでシジミチョウの姿はまだ見ていません。この季節にはウラナミシジミが多く、クロマダラソテツシジミも来てくれたことがありました。
そのペンタスに今朝はチャバネセセリの訪問がありました。チャバネセセリは稲科の植物を食草とするので、私の中学校時代の生物の教科書には、「稲の害虫」と記載されていたように思います。しかし今はどうなのでしょうか。頭が大きく翅は小さいのですが、器用に素早く動き回ります。大きな目に長い口吻を器用に操って、よく見ると、結構可愛い。稲の害虫よりも、ポリネーターとしての役割を買いたいですね。
訪れたのは2羽。これが1羽目。
2023-08-21
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