キンケハラナガツチバチのようです。最も多く集まっていました。
2023年8月30日水曜日
沢筋へ:イヌザンショウの季節
サンショウには、本家のほかに、カラスザンショウ、フユザンショウ、イヌザンショウなどの近縁種があります。いずれもミカン科でクロアゲハやカラスアゲハなどの食樹となっています。これらのうちカラスザンショウとイヌザンショウの花期は7~8月の花の少ない時期なので、蜜を求めてアブやハチがよく集まります。今日は涼を求めて近くの山の沢筋に入りイヌザンショウに集まる昆虫たちを観察しました。
クマバチ。外来種のタイワンタケクマバチはここでは見かけません。
撮影していてちょっと脅威だったのがこれ。オオスズメバチです。餌を求めて2匹ほどが常に花の周りを巡回していて、時々ハチに突っかかります。これはオオモンクロクモバチ(?)を捕らえたところ。一般にスズメバチは黒いものに攻撃的になると言われますが、今日たまたま着ていたのが黒いポロシャツなので、近くに寄ってくるたびに若干緊張していました。
ハラアカヤドリハキリバチのようです。オオハキリバチの巣に労働寄生することで知られています。それにしても、他のハキリバチに寄生するとすれば、このハチに「ハキリ」の名前が付いているのは、なぜなのでしょうか?やっぱり葉を切るのかな?
アブの仲間だと思うのですが、わかりません。未同定。
オオセイボウが現れました。
これも未同定。ハキリバチではないと思うのですが。
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