保全花壇の桑の木にルリタテハの訪問がありました。これまでも来訪があったとの指摘もありましたが、私にとっては初見です。一般に林縁あるいは林間の出見ることが多いのですが、里(ここは一級河川の河川敷です)でも目にすることがあります。食草はサルトリイバラが一般的ですが、ホトトギスの類も食草ですので、植栽されているホトトギスに大量発生して、驚いたオーナーが殺虫剤をまき散らすという悲劇も目にしたことがあります。
羽をたたむと横からは朽ち葉としか見えず、上からも樹皮と見間違います。
翅を開くと鮮やかな「ノ」の字が浮かび上がります。
横からのショットです。
真上からは桑の木の節にしか見えません。
見事な擬態です。
5cmほどまで近寄って、眼を撮影。偽瞳孔ははっきりしません。
翅の裏側です。いろいろな色の鱗粉がランダムに配置されているようですが、これもやはり何らかのパターンがあるのでしょうね。
翅の表の「ノ」の字部分です。なかなか羽を開いてくれないので良いショットではありませんが、おおよその形が見えます。こちらもきれいな模様というよりは、ランダムっぽい鱗粉配置です。30分ほど遊んでもらいました。
2023-09-08
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