1990年代から国内に入ってきたオオミノガヤドリバエの影響が大きいようですが、昔はカキノキなどに普通にいて、裸にして毛糸の蓑をまとわせたりして遊んだ大きなミノムシがほとんど見られなくなってしまいました。2020年に自宅近くのアカメガシワに3匹ほどが発生し、翌年も継続して発生したのですが、そのさらに翌年には全く姿を消してしまいました。今回も発生は局所的なので、たまたまかもしれません。
複数年度に渡って観察していると、ヤドリバエの猛威は未だ衰えておらず、冬の間にミノムシを触ってみると、中身がほとんどなくなってしまったものが多数見つかります。その猛威を生き延びた個体がうまく産卵して子供が増えると、その周辺に局所的に増えるという印象です。あまり数が多くなると、駆除の対象になりかねませんが、子供の遊びの相手になる程度には増えてほしい昆虫です。
ワサワサブラブラ状態です。
2023-09-13
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