2023年10月10日火曜日

例会余録:アケビコノハ

先日の例会でアケビコノハの終齢幼虫を数匹見たので、その後が気になり現場に出かけてきました。予想通りいくつかの蛹を巣の中に発見。中には心許ない巣もあり、レスキューすべきかどうか迷うところです。もう少ししかり下巣を作れないものでしょうか。

途中自転車道を横切っていたイモムシです。エビガラスズメのようです。セスジスズメのように急ぐことなく、ゆっくり堂々と渡っていきました。


これは先日見つけたアケビコノハの蛹です。蛹にフォーカスしようとしましたが、ピントがずれています。

さらに近寄って写したところ。黒い蛹はディンプル(凸部分)がストロボの光を反射して光っています。

こちらがいい加減な巣。頭が見えています。いくら材料不足でもこれでは長持ちしないのでは...

こちらが新しく見つけたもう一つの、割としっかりした巣。上部から蛹の頭が見えます。

こちらは先般アケビコノハコマユバチに寄生された落命した幼虫。まだしっかりと枝に捕まっています。この寄生蜂の生態についてもう少し知りたいと思っています。

3つめの巣を少し引いたところから撮ってみました。

2023-10-09

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