稲垣栄洋『身近な雑草の愉快な生き方』を図書館から借りてきた。この著者の書籍は、以前に『蝶々はなぜ菜の葉にとまるのか』を読んだが、博覧強記に感心した。この書籍は同様に、より身近な草花を取り上げて、その生態、来歴などを紹介している。スミレやオオイヌノフグリから始まって、ガマ、ヨシで終わるので、ほぼ季節の流れに沿って植物を紹介しているようだ。すでに知っていることもあれば、初めてのこともある。植物と切っても切れない昆虫の生態や人による導入の歴史など、どこにでも目にするありふれた植物への関心をかき立て、人にちょっと話したくなるようなトリビア的な知識が入手できるのが楽しい。
https://books.google.co.jp/books?id=AKQmPQAACAAJ&hl=ja&source=gbs_ViewAPI
今日は一日雨降りでした。仕事場の近くに咲いたユキヤナギが咲き始めて、とてもきれいです。真っ白に満開に咲くのもいいのですが、今は3分咲きといったところ。枝の中程の花は大きく開いていますが、先端に行くにつれて、小さくなり、枝が風に揺すられると、白く小さく瞬く星のように見えるのがとてもいい。しばらく楽しめそうです。
今日は卒業式でした。
by harusan
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