2018年3月27日火曜日

クレマチス

勤め先の中庭、サンクンガーデンの壁沿いに、常緑の蔓に白い花が咲いているのを見つけた。この時期にしては珍しく大きな白い花である。撮影した写真をもとにネットを探すと、どうやらクレマチス・カートマニージョーというクレマチスの園芸品種らしい。

クレマチスはキンポウゲ科(Ranunculaceae)センニンソウ属(Clematis)の属名だが、日本では一般的に園芸用の品種「テッセン(鉄仙)」や「カザグルマ」などを指して言うことも多い。センニンソウ属の代表であるセンニンソウやボタンヅルは、河川沿いや山道によく見かける。これらは今新芽がぐんぐんと伸びており、花の時期は8月から9月。それに比べると上のカートマニージョーは花期がずいぶん早い。ウメには負けるが、サクラには勝っている。ネットの育て方を読むと、かなり丈夫で育てやすい品種のようである。

センニンソウのように常緑のようです。2018.03.26撮影。


花がまとまって咲くとなかなかきれいです。2018.03.26撮影。

by harusan


今日はオリテ。午後に御苑を回る。サクラ、カエデ、ウマノアシガタなど。


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